痙縮に対するボツリヌス療法
痙縮に対するボツリヌス療法のご案内
2026年4月28日第一例目、治療させていただいております。
■ 痙縮とは
痙縮とは、脳卒中や神経疾患などにより、筋肉の緊張が過剰に高まることで、
手足のこわばりや動かしにくさが生じる状態です。
以下のような症状がみられます
- 手が握ったまま開きにくい
- 腕や足が突っ張る
- 歩行が不安定になる
- 更衣や清拭などの介助が困難になる
■ ボツリヌス療法とは
ボツリヌス毒素製剤を筋肉に注射し、
過剰に収縮している筋肉の働きを一時的に抑制する治療です。
異常な筋緊張を軽減することで、
**運動機能の改善や日常生活動作の向上(QOL改善)**が期待されます。
■ 対象となる方
- 脳梗塞・脳出血後の痙縮
- その他、痙縮を伴う疾患
※医師が診察のうえ適応を判断します
■ 期待される効果
- 筋緊張の緩和
- 関節可動域の改善
- 歩行や上肢機能の改善
- 疼痛の軽減
- 介護負担の軽減(更衣・清拭など)
■ 治療の特徴
- 外来で施行可能
- 効果は通常 3〜4か月程度持続
- 定期的な反復投与が可能
- リハビリテーションと併用することで効果増強が期待されます
■ 副作用・注意点
- 注射部位の疼痛・内出血
- 一時的な筋力低下
- 効果の程度や持続には個人差があります
以下の方は施行できない場合があります
- 妊娠中・授乳中の方
- 神経筋接合部疾患(重症筋無力症など)のある方
など
■ 費用について
痙縮に対するボツリヌス療法は、
一定の条件下で健康保険が適用されます。
詳細は診察時にご説明いたします。
■ 当院の特徴
当院では、内科的全身管理を踏まえたうえで、
安全性と生活の質(QOL)の向上を重視した治療を提供しています。
- 併存疾患(高血圧・糖尿病など)を含めた総合的管理
- 在宅医療との連携・訪問対応
- リハビリテーションとの併用を重視
■ このような方はご相談ください
- 手足のこわばりで日常生活に支障がある方
- 介護が困難でお困りのご家族
- リハビリ効果を高めたい方
まずはお気軽にご相談ください。
